青葉台地区
地域活動レポート
青葉台地区社協で認知症行方不明者捜索声かけ訓練を開催しました
3月12日(土)に青葉市民センターを拠点に青葉台中央公園で
「認知症行方不明者捜索声かけ訓練」を開催しました.
最初に、青葉台地区社協 茅嶋会長から
「コロナ禍で2年間も延期してきたこの訓練が実施できることに感謝いたします。」
との言葉がありました。
続いて、株式会社いきいきの永石部長からあいさつと訓練の目的と訓練内容についての
説明がありました。
その後、青葉台地区社協役員と市社協若松区事務所の職員が合同で、
声かけの悪い例と望ましい例の寸劇がありました。
寸劇終了後、訓練に臨むグループごとに自己紹介と打ち合わせが行われました。
早速、出入り口に近いグループから順次、青葉台中央公園の認知症役の方がいると思われる
場所に向かいました。
座っている認知症役の方への声かけも最初は立ったまま、声をかけたり、
相手とうまくコミュニケーションがとれていないようでした。
2人目以降は、見違えるように寄り添いながらの声かけがなされていました。
全員が、市民センターに帰着して、各グループでの反省会の後、
認知症介護予防支援センターの中村さんより声かけ後の対応について、
平日、昼間で近ければ市民センターへ誘導することは、とても有効であり、
ひとりで見かけた時は、周りに協力を求めるとか、110番に通報することも大切との
話がありました。
その後、認知症役の方からの体験報告の中で、
「自分の話をしっかり聞いてくれたり、共感されたことで、心が和んだ。」
「自分のいる場所に、家族が迎えに来ると思っているので、
他の場所に行きたくない時に、一緒に待ちましょうとか、
代わりにいるので、市民センターにトイレとかに行かれてはと言われたことに心が動いた。」
「自分が認知症の役をやって、すごく学ぶことがあった。来年も認知症役をやりたい。」
との発言がありました。
最後に関係の方々から
「ようやく開催出来てよかった。」
「とても有意義な訓練でした。」
「来年も開催されることを期待しています。」
などの講評がありました。