藤ノ木校区
地域活動レポート
「睡眠セミナー」が開催されました
東洋羽毛による「睡眠セミナー」が1月14日(金)に石峰公民館で開催されました。
平尾民生委員さんから挨拶があり、セミナーがスタート。
東洋羽毛は1947年に共同募金のシンボルである赤い羽根の考案に参画し、原料を供給したことをきっかけとして、
1950年に創業。
まず最初に睡眠の現状として、福岡県民の睡眠時間は「①平均より多い」「②平均」「③平均より少ない」の三択クイズ
がありました。(答えは②平均) 一番睡眠時間が短いのは、埼玉県です。
現代の日本人の多くが睡眠不足になっており、睡眠負債を抱えています。また60歳を超えると、入眠障害、中途覚醒、
早朝覚醒などが見られるようになります。
そこで、より健康に、より生き生きと毎日を過ごすためには、充分かつ快適な睡眠を確保することが大切です。
「よりよい睡眠のための6か条」は以下のとおりです。
1.睡眠時間は、人それぞれ、日中の眠気で困らないならば十分
2.刺激物を避け、眠る前には自分なりのリラックス方法
3.眠たくなってから床に就く、就寝時間にこだわり過ぎない
4.同じ時刻に毎日起床
5.朝の光で体内時計をスイッチ・オン
6.規則正しい3度の食事、規則的な運動習慣
まずは、朝起きて、日の光を浴びて、体内時計をリセット。続いて、朝食をとって、各器官のリセット。
年齢が高くなるにつれて、睡眠時間は減少し、早寝早起きになります。夜更かしはダメですが、遅寝遅起きのために、
夕方の光を浴びるのが効果的です。
また、昼食後~15時までの30分未満の昼寝は、認知症予防にもなります。
次に、夕方の居眠りを防ぐための「福寿体操」が紹介され、椅子に座ったままで行えるものを実践しました。
その後、夜の過ごし方のポイントが紹介されました。
1.寝る1~2時間前にぬるめのお風呂(38℃~40℃:10分~20分)に入る。
2.夕食以降の居眠りは避ける。
3.夕食以降のカフェイン摂取は避ける。
4.床に入って眠れない時は無理に眠ろうとしない。
5.眠くなったら床に就く。
特に、高齢者が健康な睡眠を守るポイント。
1.8時間睡眠にはこだわらない
2.眠くなってから床に就く
3.起きる時間を一定にする
4.昼寝を上手く利用し活動を上げて睡眠圧をためる
※規則正しい生活をすることで、睡眠の量を増やすのではなく、睡眠の質をあげます。
次回は3月11日(金) 13時からです。 お楽しみに