高須地区
地域活動レポート
高須地区ひとにやさしい地域づくりセミナーを開催しました
9月3日(土)13時から、「だれ一人取り残さない地域のつながり」をテーマに「ひとにやさしい地域づくりセミナー」を、高須市民センターで開催しました。
このセミナーは、コロナ禍で3度延期になっていました。
【シンポジスト】高須地区社会福祉協議会長 香月 英彦 氏
高須小学校PTA前会長 島村 由香 氏
高須小学校長 成重 純一 氏
北九州市男女共同参画地域推進員の会事務局長
徳永 康子 氏
【コーディネーター】
北九州市男女共同参画地域推進員の会長
松尾 まゆみ 氏
4人の登壇者の意見発表と会場からの感想等で、参加者の男女平等に対する関心がより深まり、意識の向上につながる貴重な学びと交流の時間になりました。
そして、高須の現状から高須小でのジェンダー教育、PTAの意識、SDGsとの関連、特に1989年来の男女共同参画の理念と実践の状況が報告・解説されて、今後の「高須のまちづくり」活動の指針となりました。
【概要】
・松尾氏:1998年からジェンダー平等を掲げ、地道に市内の各地域で啓発活動を推進。
・香月氏:「男性も、女性も、おとなも、こどもも、住民みんなが力をあわせて、地域大家族で」を目指したい。
・成重氏:多様性尊重の教育(みんな違ってみんないい)を目標に。
・島村氏:無理なくPTA活動するために、活動の時間帯や内容など工夫。
・德永氏:日本のジェンダー平等が進まない要因に無意識の偏見(アンコンシャスバイアス)が考えられる。
・会場からの意見:地域の各団体の連携強化。
:市民センターの講座「メンズクラブ」に「+(プラス)」を加え、誰でもが男女関係なく参加できるようにした。
・松尾氏(まとめ):「だれ一人取り残さない地域づくり」は、住民みんなが、地域全体を大家族の意識を持って取り組んでいくことが必要との提案がありました。
そのためには、学校での指導も含め、子どもの時からジェンダー平等の意識を育て、大人たちも日常生活のなかで、さらに意識を高めていくことが基本の一つだと言うことが確認できました。