高須地区
地域活動レポート

高須地区「いつまでも盛旬!講座」を開催しました

高須地区

7月14日(木)13時から、「SDGs食品ロスを考える」をテーマに、

フードバンク北九州ライフアゲイン理事長 原田昌樹氏を講師に、

セミナーを高須市民センターで開催しました。

講義の内容は、

1 だれ一人取り残さない精神・・生まれ育つ環境で取り残されてしまう子ども達がいることに

気づき、見つけ、つなぎ、見守ることが必要。

食品ロス削減と子どもの養育支援を連動させたい。

 

2 食品ロス削減・・世界で年40億トンの食料生産の1/3の13億トンが廃棄されている。

飢餓が原因で命を落とさない世界。

飢餓の子どもたちを(1日1万9千人死亡)救い、乳幼児期の養育環境を整える。

食品廃棄物の燃焼で地球温暖化の原因「温室効果ガスの80%を占めるCO2排出」を防止、2030年までに1.5℃上昇を抑えるなどに貢献出来る。

 

3 困窮者支援・・母子家庭の66%が相対的貧困

・・子ども未来笑顔プロジェクト 「ファミリー支援事業」→地域での子育て支援活動→「家族的な地域づくり」を実践。

(原田氏のご家庭の自営事業停滞による自身の幼少時代の困窮生活の実感から発案)

 

「わが街大家族プロジェクト」と称して、地域家族で子育てを応援してほしいと話がありました。

 

4 私たちにできることから始めよう!

原田氏の強い思いと奥の深い講義は、参加者に訴えるものがあったようで、「自分たちも行動に移したい」など多くの感想が寄せられました。

 

高須社協では、市民センターと協働して、SDGs№12「つくる責任 つかう責任」を考え、

家庭にある「使えるが不要なもの」を高須市民センターに設置するボックスに持ってきてもらう

「フードドライブ」を8月18日~24日実施します。