青葉台地区
地域活動レポート

青葉台地区社協で認知症サポーター養成講座を開催しました

青葉台地区

1月22日(土)に青葉市民センターで「認知症サポーター養成講座」を開催しました。

この認知症サポーター養成講座のために、キャラバンメイトをされている「株式会社いきいき」の会長花田辰江さんが講師としてお見えになりました。

まず、DVDを見て、認知症の方への対応の仕方について学びました。記憶障害の場合、変化するものに対し、覚える機能がついていかない。そのため、直前に言ったことや聞いたことを忘れたり、財布を引き出しなどにしまったことを忘れて、周りを盗んだと疑う。対応としては、まず一緒に探す(あらかじめ、よくしまう場所を確認しておく)。恥をかかせない。尊厳を守る。

 

その後、京都であった認知症の母を殺して自殺しようとした息子の事件の裁判等のやり取りの映像が流され、会場では、涙ぐむ方の姿が見られました。

認知症サポーターは、市内で10万人を目指して頑張っています。現在は、9万人を超えています。

また、認知症の方の行動についての対応が、「認知症を学ぶ」ハンドブック~北九州市認知症ケアパス~の32ページから書かれているので、後で読んでほしいと講師から紹介がありました。

その後会場から、自宅から出ていく認知症の方の対応について、質問があり、その方が、幼少期とか成人期とかいつの時点に今いるかを確認して、寄り添いながら、介護をなさる介助者の負担を減らす「楽々介護」を目指すべきとアドバイスがありました。

また、短期記憶が欠落する方には、まずは話を聞いてあげたり、「お茶を飲みましょう」「あのお花キレイね」と他に意識を向ける声かけを行うことで、直前のことを忘れて気持ちが変わり、対応しやすくなることもあるとの話もありました。

茅嶋会長から、認知症の方への声かけなどの対応について各組2名程度の参加で認知症行方不明者声かけ模擬訓練の主に声掛け等の訓練を青葉台中央公園で3月12日(土)に実施予定との話がありました。