永犬丸西校区
地域活動レポート

行方不明高齢者捜索模擬訓練

永犬丸西校区

令和4年度 第5回行方不明高齢者捜索模擬訓練

令和4年12月10日(土)永犬丸西市民センターにおいて、行方不明高齢者捜索模擬訓練を実施しました。

コロナのため過去二年間中止していましたが、今回5回目の模擬訓練はコロナ対策を講じながら、マンネリ化を防ぎつつ、認知症についての理解を深めるための模擬訓練でした。

当日は35名の参加がありました。

まずは、認知症と思われる方と遭遇した時の警察への通報の仕方について。

当初の予定では、警察の方に来ていただいて、電話でのやり取りを学ぶ予定でしたが、急きょ、公務のため欠席となり校区社協の福祉協力員と区社協職員による寸劇となりました。

リアルな演技に大盛り上がりでした。


認知症と思われる方と遭遇し、声かけをしている様子

次に、あおのはデイサービス代表の城田氏による「介護の現場からみた認知症」

認知症支援・介護予防センターの中村氏による「当事者の声をきくこと」についての講話があり、皆さん熱心に講師の先生の話を聞いていました。


城田氏


中村氏

認知症を正しく理解することで、ご本人も活動者も戸惑いや不安を減らすことができるかと思います。

「できることを強める」「できないと決めつけない」「誰にも役割がある」という城田氏からのメッセージと、

「できることを奪わないで」という中村氏からのメッセージはとても心に響きました。

本人の尊厳を大切に、認知症であっても安心して暮らせるまちをつくることは、いつかは自分にとっても暮らしやすいまちになるんだなと多くの福祉協力員が思ってくれたことと思います。

今日の学びを今後の見守り活動に是非活かしていきたいと思います。