若松地区
地域活動レポート

若松地区社協 ふくしのまちづくり講座が行われています

若松地区

備えよう!災害は突然やってくる」をメインテーマに若松地区社協で

ふくしのまちづくり講座が開催されました。

暖冬の今年ですが、木枯らしが吹き2月らしい寒さとなった2月4日に、

昭和公民館で行われました。四方に広い若松地区ですが、沢山の方が

足を運んでくださいました。

 

第1回目は「知って安心、災害への備え」と題して、台風や大雨によって

起きる土砂災害や氾濫にはどういうものがあるか、危ない天気図の見方

そして避難とはなど、災害にまつわる基本的な事柄を、映像を交えて学びました。

 

今回の災害についての基礎知識の資料をはじめ3回に

わたって学んだことをまとめて、自分だけの「もしもの時のマイルールブック」を

作る予定です。

第2回目は、この冬最初の降雪となった2月18日に

行われました。前回に続く寒さの中、皆さんが来られるか

心配しましたが、この日も沢山の方にお見えいただきました。

今日は、大久保先生が事前に若松地区を歩いて、気づいた

危険な場所や注意して欲しい箇所を写真で見ました。

「あっ、ここがそうなん?」 「確かに・・・雨が降ったら危ないね」

いつも見慣れた場所が沢山出てきて皆さん真剣です。

一昨年の大雨被害があった地区では土嚢が玄関前に置いてある

お宅の写真もありました。雨水が溢れ、家の中に水が入るのを防ぐために

置いてある可能性があるということです。

また、被害があった家は未だにブルーシートがかかったままです。

正に災害を学ぶことは他人事ではありませんね。

次に各自治会ごとに分かれてグループワークを行いました。

・過去災害があった所

・気になっている危険な所

・避難場所

などを、シールで印をつけながら話し合いました。

 

「このあたりは昔、雨が降ったら、マンホールから水が溢れて大変やったね」

「今はホテルが建ったから、ここに逃げれば安心」など、どのグループも

活発な話し合いが行われました。

大久保先生が用意されたハザードマップと照らし合わせると重複するところは

かなりあるものの、実際に住んでいる皆さんが感じている危険な場所の方が

多くありました。

避難先は?避難するタイミングは?避難経路は?

こうやって、みんなで確認して、情報共有することがとても大切です

 

次の講座では、2回の講座で学んだ事を基に、実際に災害が起こったら

自分自身や家族、そして近所の人とどうすれば乗り越えられるかを考えていきます。