江川校区
地域活動レポート

有毛公民館の「なかよしサロン」が再開しました

江川校区

令和3年11月19日(金)有毛公民館で「なかよしサロン」が再開しました。

今回は、講師を江川校区社会福祉協議会 吉住会長にお願いして、「認知症を学ぼう!」というテーマでお話をしていただきました。

講演に先立ち、ストレッチ体操が行われました。

講演では、

1 最初に、江川校区の高齢化率が、有毛地区、乙丸地区は、40%代と高く、花野路地区は、10%代と低いことが示されました。

2 物忘れは、加齢によるものも多いが、体験したことを忘れてしまうことは、認知症予備軍の可能性がある。

3 認知症にはさまざまなタイプがあるが、ほとんどが、アルツハイマー型認知症と血栓性認知症である。

4 認知症の症状には、脳の細胞死により引き起こされる症状「中核症状」とその中核症状が引き金で性格、環境、人間関係などの要因がからみあっておこる「行動・心理症状」がある。

5 認知症の予防について、

(1)生活習慣病の治療・毎日の軽い運動・栄養バランスの良い食事を心がけて、脳細胞への血管のリスクを少なくする。

(2)社会参加を通じてコミュニケーションを心がける・脳を使いながら身体を動かす・毎日の知的な活動・毎日する用事、趣味の作業など目的があることで、脳の活性化を図るなどがある。特に、「何をしたらよいか」ではなく、どう刺激のある日常を送るかが重要である。

6 まとめ

(1)認知症は発症してからは完治することはありません。初期の段階で気づきケアすることが重要です。

(2)認知症に似た症状で、治る病気もあります。治る病気も早期診断早期治療が大切です。

(3)認知症は身体の健康と関係があります。健康診断を受診し、生活習慣病をコントロールすること。

(4)認知症の初期の症状の「気づき」を見逃さない。早期受診。

その後、若松区社協乙坂地域支援コーディネーターから介護保険の簡単な説明と地域包括支援センター吉田主任ケアマネージャーから、「家事は最大の介護予防」と話があり、地域包括支援センターの案内がされました。

皆さんにお弁当を配って、終了した。

次回12月17日(金)は、クリスマス会の予定です。